書いてなにになりますか

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楽しい混沌はおしまい

 

泣き言をいった男性が4桁人にリンチされているTLを眺めてたら、男と女が助け合うすばらしく美しい話が同時に流れてきた。

発言者のプロフィールを見ると、「引き寄せの法則」などとあり、webサイトへのリンクが貼ってあった。有料オンラインサロンのPRだ。

その瞬間にTwitterくんのこと捨てたもんではあるなと思った。

ほぼ完全に萎えてしまって12年の恋もなんとやらだ。

思んですよ。翌朝になっても、呟きたいのは「ガチでねむい」とかそういう事だけ。でも、そういう取るに足りない"つぶやき"を覗き見しあう小さな楽しみが売りのサービスだった。今、こいつのことをそう捉えてるやつは何人いるんだろう。

もちろん、昔から詐欺もスパムもあったし、デマも流れたし、勝手にルール作ってる奴もいたし、延々とレスバをしてる人間もいた。ジェンダークレーマーとかもサービス初期からいたよ。それも知っている。それでもこのSNSは、何が起こるかはお楽しみの冒険心をそそる場所だった。

それがたいがい、ビジネスの場になった。役に立つものを売るわけではない。『稼ぎたい』がまずあって、そのために心にもない甘言、作り話、人気ある人の名前や文章や画像のパクリを流しまくることが悪びれもせずノウハウ化した。それも最近はAIの仕事だ。

あとはプロパガンダの場になり、リンチのお咎めは煽動に負けて形骸化し、ついには戦争の道具になってしまった。

誤解をしないでほしいが、私はカオスなインターネットがそれなりに好きだった。しかし、それは今やイービルな秩序を形取りはじめている。

私はなにか使命があってここにいるわけではない。一応新しいカオスとして、VRに目星をつけている。あそこも酷い場所だが、外部SNSに繋がなければいくぶんかマシに過ごせるはずだ。

 

つづき。