作中出てきた親子みたいな個々人の迷える人生を描くのはいいとして
「女の子に夢を与えた救世主のバービーが今は時代遅れのエロ人形になっちゃった⁉︎もうフェミさんっていらないの?じゃあなぜ男社会は完全解決してないの?」っていうのが一番大きな問題だと思うので
それに対するこの物語なりの解答というのを嘘でも用意する必要に駆られたと思うんですけど、
そこが、フェミ代表映画!っていう自負とプレッシャーがあったのかもしれないが間違いを恐れて置きに行った感じがすごいあったわ。
それこそ2001年宇宙の旅のラストみたいに、フェミさんは更なる進化を遂げるべき岐路に立たされているのに
散々苦労してゲットした進歩が「病院にも行く」なんですか?とはちょっと思う
いや、病院行くのは大事よ?自分の身体と向き合うことは全ての基本やからね
でも冒頭であんなんやっておバカ映画かと思わせているんだから多少荒唐無稽でももう一回世界、救おうや
病院はそれからでもいけるやん
とそんなことを思ったりしたのでした